文化財の紹介(名勝)

更新日:2021年04月27日

不動滝(町指定)

この滝は、白山を開山した泰澄大師が開いたと伝わる。本来は熊野滝と呼ばれていましたが滝の近くに不動尊が祀られていることから不動滝とも呼ばれている。高さ約20mから叩きつける豊富な水は、行場として最適な環境であり、石動山修験者の荒行の場として栄えたと伝えられている。

滝に至る道の入口には熊野神社が鎮座し、その参道脇に「瀧道従是八丁」と刻まれた天保12年(1841)の道標があり、嘉永6 年(1853)に能登を巡見した13 代藩主前田斉泰もこの道標を横切って不動滝を目指した。昭和10年頃には、避暑地として多くの観光客が訪れ「滝の茶屋」や遊園地が開園し、和洋料理店「エンゼル」分店が、その経営に当たった。

不動滝

滝の茶屋

不動堂

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