文化財の紹介(国登録)
更新日:2021年04月27日
旧丹後家住宅主屋・土蔵・表塀・庭門及び塀(4棟)
織物で繁栄した能登部上地区に位置する。主屋はあづまだちの外観をもち地域の典型を示す近代和風建築。敷地南端に立つ土蔵は、2棟に大屋根を架け、笠木状の簡明な意匠の窓枠が全体を引き締める。表塀は上部を透かしのある漆喰塀で街道の景観を構成し、庭門及び塀は主屋東側の庭園を画する。
主屋
土蔵
表塀
庭門及び付属塀
チャノマ
土縁
旧稲邑家住宅主屋
能登街道沿いに建つ住宅。妻入のいわゆるあずまだちの民家。右土間で、床上部はチャノマを介して続き間座敷に至る平面を持つ。チャノマには当地でサシモノと呼ぶ井桁状に太い梁を架ける伝統的要素を備え、座敷の脇には広い土縁を持つなど地域的な特色を見せる。
主屋
チャノマ
ザシキ・ブツマ
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