【3月19日時点】令和6年能登半島地震に対する下水道復旧状況及び今後の予定について

令和6年1月1日に発生した能登半島地震で中能登町は震度6弱の揺れを観測し、下水を処理する施設にも甚大な被害が発生しております。

  町では国・県等の支援を受けながら施設の復旧・復興に取り組んでいるところです。下水処理施設においては、国庫補助金をうけるための災害査定を終えており、今後、被災の状況に応じた復旧方法の検討・精査したうえで、緊急性の高い箇所から順次、工事の発注を行ってまいります。町民の皆様にはご不便をおかけしますが今後ともご理解とご協力をお願いします。なお、下水の流れが悪い場合は生活環境課（電話：0767-72-3925）までご連絡いただきますようお願いいたします。

公共下水道

  管路施設 L=14.5km（総延長 L=256km）

  鹿島中部クリーンセンター 汚泥掻寄機 N=1基

農業集落排水施設

  管路施設 L=0.48km（総延長 L=2.66km）

・仮設ポンプ設置：排水の流れが悪い箇所に排水ポンプ等を設置（13箇所）

・1次調査：道路上から管路やマンホールなどの管路施設を目視点検

・圧送管復旧工事：圧送管の接続部が抜け出したため修繕

・2次調査：下水道管の被災状況を管内カメラにより詳細を調査し、復旧方法の検討に活用

・災害査定資料作成：災害復旧工事にかかる費用を国の補助金で執行するための手続き（災害査定）に関する資料等作成

・災害査定の受検：査定資料をもとに災害を認定してもらい国庫補助金の額を決定

・災害復旧詳細設計：現地の測量、復旧方法の検討および精査をおこない工事発注に向けた準備

・仮設ポンプ配管埋設工事：車両の通行や除雪作業等で支障になるため配管を埋設

・マンホール蓋調整：車両の通行や除雪作業に支障となるマンホールの高さを調整

・工事発注：工事を発注するための準備

公共下水道

  管路施設 L=約0.6km（1工区）

    令和7年度内の完成を見込んでおります。

      被災箇所位置図（1工区）(PDFファイル:3.7MB)

管路施設 L=約0.6km（2工区）

    令和7年度内の完成を見込んでおります。

      被災箇所位置図（2工区）(PDFファイル:2MB)

管路施設 L=約1.1km（3工区）

    令和7年度内の完成を見込んでおります。

      被災箇所位置図（3工区）(PDFファイル:2.1MB)

管路施設 L=約12.2km

    緊急性の高い箇所から順次発注し、残りの箇所については 、なるべく早期の完成を目指すこととして    おります。

  鹿島中部クリーンセンター 汚泥掻寄機 N=1基

    令和7年度内の完成を見込んでおります。

農業集落排水施設

  管路施設 L=0.48km

    令和7年度内の完成を見込んでおります。