子どもの性暴力被害相談窓口について

更新日:2022年10月01日

性暴力は、被害にあった人の心とからだを傷つけます。もし被害にあったらパープルサポートいしかわまでご相談ください。

石川県県民文化スポーツ部男女共同参画課からお知らせします。この度、未成年者及び周囲の大人に対して性暴力被害に関する理解と相談窓口の周知を図り、被害の潜在化防止と適切な支援につなげることを目的としたリーフレットを作成しました。性暴力は被害にあった人の心とからだを傷つけます。もし被害にあったり、被害にあった友達がいた場合相談専用ダイヤル076-223-8955までご相談ください。詳しくは石川県ホームページまたは町ウェブサイトをご覧ください。

中学生向け性暴力被害周知リーフレット

子どもが受けた性暴力被害は、大人が早期に気づくことが重要です

性暴力とは

  • 身体へのからかい、性的な中傷
  • 着替え、トイレ、入浴をのぞく
  • 下着を盗る、衣服に精液をかける
  • 性的な被写体として撮影する
  • ポルノや性行為を見せる
  • 強引にキスしたり、身体に触る
  • 抱きついたり、性器を触る、触らせる
  • 性行為を強要する など

年齢、性別にかかわらず、誰でも被害者となりえます

さまざまな被害の状況

  • インターネット(SNS)を媒介とした性暴力
  • 交際相手からの性暴力(デートDV)
  • アルバイトを通じた性暴力(JKビジネス)
  • 見知らぬ第三者からの性暴力
  • 子ども間の性暴力
  • きょうだい間の性暴力
  • 身近な大人からの性暴力 など 

子どもの「自撮り被害」が増えています! 

青少年(18歳未満の男女)に対し、裸の画像の提供を求める行為は「いしかわ子ども総合条例」により禁止されています。

子どもの性暴力被害は気づきにくい

被害の特徴

  • 人目につかないところで行われる
  • 外傷が残る暴力と異なり、目に見える証拠が残りにくい
  • されている(受けている)行為が被害だという認識が子ども側にない

なかなか被害を打ち明けられない 

  • 何をされたのかよく分からない
  • どう話していいか分からない
  • 加害者から口止めされている
  • 自分が悪いと思い(思い込まされ)話せない
  • 被害にあったことを話すのが恥ずかしい
  • 大切な人(例えば母親など)に打ち明けて悲しませたくない など

被害を受けた子どもに見られること 

体調不良を訴えたり、食事や睡眠の量が減ったり、イライラしたりソワソワすることがあります

日頃から家庭内でコミュニケーションをとり、性暴力の危険性を教えること、子どもの異変やSOSに気が付くことが大切です。

具体的な症状

  • 体調不良(頭痛、腹痛、吐き気、発熱、倦怠感など)、頻尿、夜尿、性器の痛み・かゆみ・違和感、食欲不振、過食、不眠(夜更かし、怖い夢を見る、何度も目が覚める、よく眠れず寝起きが悪いなど)
  • ふさぎ込む、情緒不安定、パニックになる、ボーっとしている、落ち着きがない、きょうだいやペットなどをいじめる、反抗的になる、赤ちゃん返り(おねしょや爪かみ等)、過剰な性的言動が目立つようになる

被害による動揺や傷つきから、心やからだ、行動面で変化が起こります

 性暴力被害にあった子どもの回復には子どもの気持ちに寄り添った大人のサポートが必要です

被害を受けた子どもへの対応

被害を暗に示したり、話したりしたときは子どもの気持ちをよく聴いてあげてください。

何よりも、子どもが安心できることが大切です。話を遮らず、穏やかに聴いてください。

子どもは悪くありません

被害を受けた子どもには何の落ち度もありません

子どもを責めないでください

「本当なの?」「気のせいじゃないの?」などと否定しないでください。

「よく話してくれたね」と打ち明けてくれた勇気をほめてあげて、「あなたが悪いのではない」と伝えてください。

医療機関を受診してください

  • 医療機関を受診することが、子どもの心やからだの回復につながります
  • 被害からおよそ3日以内であれば適切な医療的措置が可能な場合があります

相談機関(パープルサポートいしかわ)に相談してください 

  • 「子どもの被害を知られたくない」、「子どもに早く忘れてほしい」と考えてしまうかもしれませんが、被害を受けた子どもにとって、簡単に忘れられるものではありません。
  • 大人もまた、子どもの被害を知ってショックやストレスから具合が悪くなったり、人生が大きく変わったと感じたりすることがあります。
  • 子どもの気持ちを思うと、自分のことのようにつらく感じ、被害を防げなかったことに自責感を持つこともあります。

「パープルサポートいしかわ」は皆さんや子どもの気持ちに寄り添い、サポートしていきます。

 相談機関等のサポートを受けながら、無理のないように子どもの回復を支えてください。

相談窓口

いしかわ性暴力被害者支援センターパープルサポートいしかわ(石川県女性相談支援センター内)

性暴力被害にあわれた方のための相談窓口です

秘密は守ります、安心してご相談ください(相談は無料)

相談専用ダイヤル 076-223-8955

パープルサポートいしかわにできること

  • 電話相談、面接相談 男性でも女性でも相談できます。家族や友達からの相談もお受けします
  • カウンセリング 専門家が心に受けた傷のケアをします
  • 同行支援 病院や警察、弁護士へのご相談について連絡調整をし、相談員が一緒に行くことができます

相談受付 

月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで(祝日、年末年始を除く)

救急医療が必要な場合は24時間365日対応しています

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この記事に関するお問い合わせ先

健康保険課子育て支援係 

〒929-1692
石川県鹿島郡中能登町能登部下91部23番地
(行政サービス庁舎1階 行政サービスフロア)
電話:0767-72-3134 ファックス:0767-72-3141

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