鎌打ち神事
更新日:2022年06月12日
- 開催場所・会場
- 住吉神社(石川県鹿島郡中能登町藤井)と鎌の宮諏訪神社(石川県鹿島郡中能登町金丸)
- 開催日・期間
- 毎年8月27日
- エリア
- 鹿島地区 , 鹿西地区
- イベントの種類分野
- イベント / まちづくり・観光 , 民俗芸能・神事 , 自然・環境
住吉神社(藤井)
鎌の宮諏訪神社(金丸)
内容 |
石川県指定無形民俗文化財の鎌打ち神事が毎年8月27日、藤井地区の住吉神社と金丸地区の鎌宮諏訪神社で行われます。 鎌宮諏訪神社では古来、社殿を設けず、タブの木をもって御神体としてきました。鎌打ち神事はこの大木に鎌を打ち込む伝統的な儀式です。打ち込んだ鎌は木の成長とともに埋まってしまい、こぶになっています。もともとの神木は老朽化が激しく、昭和45年から新しいタブの木を神木として、これに鎌打ちの行事を行っています。この神事は諏訪信仰の特色を伝えるものとして、昭和35年に町の文化財に、平成4年に石川県の無形民俗文化財に指定されています。 神社に祀られている建御名方命(たけみなかたみこと)は風を起こすことも、大風を鎮めることもできる、とても強い神様です。大昔、近くの邑知潟にはたくさんの大蛇が住んでいて村人を困らせていたので、この神様が鎌で退治したという言い伝えから鎌が使われています。 お諏訪祭りは当日、俗に「雨が降らねば風が吹く」といわれます。昼過ぎからお祭りの準備、しめ縄に御幣、鎌には稲穂と白木綿をつけ神前に供えられます。鎌は昔から「風きり鎌」と言われ、鎌を屋根に置くという地方もあります。 鎌は左鎌ですが、左右の左ではなく、「日足鎌」と古文書にあります。また、神様は左利きだったという伝承もあります。 昔、鎌を打つ人は神職でしたが、現在は宮当番の氏子の代表が神職の衣装をつけ、烏帽子姿で勤めています。 【開催の確認や内容は下記の神社にお問い合わせください」 ・住吉神社(藤井地区) 10時 ・鎌の宮諏訪神社(金丸地区)16時 ※時間は変更になる場合があります。 |
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対象 |
どなたでも |
定員 |
なし
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申込み |
不要 |
費用 |
なし |
アクセス |
・住吉神社 JR能登部駅から車で10分 ・鎌の宮諏訪神社 JR金丸駅から徒歩10分 |
所要時間・見学 |
40分 |
問い合わせ先 |
企画情報課 |