消費生活施策に関する表明

中能登町では、年々増加している消費者トラブルについて、町民からの苦情や相談に応じるため、消費生活相談窓口を設置しています。

インターネットやスマートフォンの普及に伴うデジタル化や、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ここ数年で私たちの身の周りの環境は目まぐるしく変化しており、消費者トラブルの内容も複雑化・多様化しております。

また、令和6年能登半島地震の発災により、災害に便乗した悪質商法や特殊詐欺の被害が発生しております。そのような状況を利用して皆様の安全・安心な生活を脅かしてきます。日々新たな手口が生み出され、様々なトラブルが発生する中で、相談窓口の対応もより高い質が求められてくることになります。

町では、平成21年度より国からの支援を受けて、消費生活相談体制の整備を進めてまいりました。この支援は平成29年度をもって一つの区切りを迎えましたが、今後も継続して安全・安心な消費生活を送っていただくため、相談体制の維持、強化に努めてまいります。

また、町民一人ひとりが日々変化する環境に対応できるよう、様々な場で情報提供や啓発活動を実施し、消費者教育にも尽力してまいります。

町民の皆様には、日頃より消費生活相談窓口が発信する情報にご注意いただき、万が一トラブルにあった場合は、一刻も早いご相談をいただきますようお願いいたします。

                                                                                       令和6年3月

中能登町長   宮下 為幸