今、保護者ができること(ネットの危険からお子様を守るために)
更新日:2018年04月02日
インターネットトラブルから子どもを守るために

スマートフォンやタブレットパソコンなど、子ども達の身近にインターネット環境が整備されてきています。保護者が知らない間に子ども達がネットトラブルに巻き込まれてしまうなど、全国的にも問題となっています。その対策の一環として、この度、内閣府が保護者向けのリーフレットを作成しました。
このリーフレットを元に家庭でのルールやフィルタリングの設定など話し合いを行い、トラブル防止に取り組みましょう。
1.青少年を取り巻くインターネットトラブルとは
事例
- スマートフォンの使いすぎで、生活リズムが乱れたままに。
- 何気ない言葉で、思わぬトラブルに発展。
- ネットに流れた情報は回収が困難。
- ネットだけでは相手の本当の姿はわかりません。
- 保護者に内緒で課金、物を売買。
2.家庭のルールを考えましょう
STEP
- 利用時間を家庭で決める(閲覧のみ)
- 家族限定でコミュニケーション(閲覧、メールのみ)
- 友人知人とのやりとりもチェック(閲覧、メール、SNSのみ)
- 自由に楽しませつつも見守りを(閲覧、メール、SNS、買物)
3.フィルタリングを上手に活用しましょう
フィルタリングについて平成29年6月から青少年インターネット環境整備法が改正されています。
1 新規契約、機種変更などする場合
店側
- 青少年確認義務
- フィルタリングの説明義務
- フィルタリングソフトウェアやOSの設定義務
保護者
- 18歳未満が使用である旨を申し出ましょう。
- フィルタリングの説明を受けましょう。
- フィルタリングを使えるようにしてもらいましょう。
2 既にお子様がスマートフォンを利用している場合
フィルタリングの名称が統一され「あんしんフィルター」となりました。
お子様の年齢や使い方に応じて、4段階の中からフィルタリングレベルを選ぶだけとなっています。
格安スマートフォン(MVNO)は事業者ごとにフィルタリングのサービス内容や費用が異なりますのでご注意ください。
4.家庭のルールを決めましょう
家庭内のコミュニケーションがまず基本です。日頃からお子様との会話を大切にしてください。
- 我が家のルールを決めましょう。
- ルールを守るために保護者が気をつけること。
- 保護者がまず率先してルールを守り、お手本となりましょう。
- お子様と一緒に利用状況を確認しましょう。
- 困ったときの相談先を決めておきましょう。
- お子様の成長に合わせてルールやフィルタリングの設定を見直しましょう。
5.いざという時の相談窓口
保護者やお子様が困ったときの相談窓口
#9110
発信地を管轄する警察本部などの総合窓口に接続されます。生活の安全に関わる悩みごと、困りごとなど、緊急ではない相談の窓口です。(受付時間24時間)
188
消費者庁消費者ホットラインで、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなどに対し、専門の消費生活相談員などが相談を受け付ける窓口です。
0120-0-78310
24時間子供SOSダイヤルで、インターネット上のいじめ問題などの相談窓口です。
子どもが安心して相談できる相談窓口
0120-99-7777
チャイルドラインで、18歳までの子ども専用の相談窓口です。電話、インターネットで相談を受け付けています。
0120-007-110
子どもの人権110番(法務局・地方法務局)で、インターネット上の嫌がらせなどの子どもの悩みごとに関する相談窓口です。全国共通・通話料無料。(受付時間:平日8時30分~17時15分)
法務省インターネット人権相談受付窓口
子どもの人権SOS-eメールで、電話では相談しづらいことなら、メールでも相談を受け付けています。
関連リンク
関連書類
- この記事に関するお問い合わせ先
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学校教育課学校教育係
〒929-1721
石川県鹿島郡中能登町井田に部50番地
(生涯学習センター「ラピア鹿島」内)
電話:0767-76-2808 ファックス:0767-76-2802