中能登町橋梁長寿命化修繕計画【令和8年3月更新】

更新日:2026年03月31日

1.長寿命化修繕計画の背景と目的

1)背景

中能登町が管理する橋梁は240橋あり、このうち約85橋(35%)については架橋から50年以上経過した高齢化橋梁である。20年度には200橋(82%)に増加する。
高齢化橋梁を迎える橋梁に対し、従来の事後保全型の維持管理を続けると膨大な維持管理コストとなり適切な維持管理を継続することが困難となる恐れがある。

今後の高齢化橋梁の推移

2)目的

高齢化が進む橋梁の安全性を確保することにより、道路ネットワークの安全性・信頼性を維持する。また、計画的な橋梁長寿命化を実施し、修繕及び更新のトータルコストの最小化と平準化を図る。

2.長寿命化修繕計画の対象橋梁

長寿命化修繕計画は中能登町が管理する橋梁の240橋 全橋梁を対象としており、施設の長寿命化および維持管理費の縮減等に向けた検討・解析を行っている。

3.健全度の把握及び日常的な維持管理に関する基本的な方針

1)健全度の把握の基本的な方針

橋梁の架設年度や立地条件を考慮し、橋梁点検要領に基づき、5年に1回の定期点検を実施し、橋梁の損傷を把握する。

定期点検状況

2)日常的な維持管理に関する基本的な方針

管理橋梁を良好な状態に保つため、日常的な維持管理として、パトロールや清掃などの実施を徹底する。

パトロール状況

4.対象橋梁の長寿命化及び修繕・架替えに係る費用の縮減に関する基本的な方針

(1)県の橋梁を含む能登地方の橋梁施設の点検結果から損傷の進行を予測し、損傷が深刻化になる前に修繕する予防保全型の管理を継続し、修繕・架替えに係る費用の縮減を図る。

(2) 修繕計画は、対象施設の劣化・損傷の程度に加えて、路線の重要度や交通量を考慮したうえ優先度を設定し、管理を行う。

(3) 修繕計画は、対象施設の安全性・信頼性を十分に確保できるように、橋長や劣化要因によりグルーピングを行い、それぞれに管理目標限界を定め、それを下回らないように管理を行う。

点検グループ
グルーピングの考え方

グルーピングの考え方

5.次回点検時期及び修繕内容・時期又は架替え時期

定期点検

※補修は橋梁補修で一般的なひびわれ注入工や断面修復工(コンクリート部材)、塗装塗替工(鋼部材)などを実施します。

6.長寿命化修繕計画による効果

予防保全型の維持管理を進めることで、修繕と架替えに要する費用は今後の50年間で約19.3億円から2.9億円と約16.4億円コスト縮減が見込まれる。
また、さらなるコスト縮減のため以下の取り組みに対して、積極的に検討を行う。

1)集約化・撤去
管理する橋梁のうち、迂回路が存在し集約が可能な橋梁について、集約化・撤去を検討する。

2)新技術等の活用
管理する橋梁240橋のうち、簡易点検が見込める橋梁145橋について、AI解析等の点検作業の省力化を図る。
また、修繕工事についても新技術・新工法の導入検討を行う。

長寿命化修繕計画による効果

長寿命化修繕計画による効果

7.計画策定担当部署および意見聴取した学識経験者等の専門知識を有する者

意見を聴取した学識経験者等の専門知識を有する者

石川工業高等専門学校 環境都市工学科

津田 誠 教授

この記事に関するお問い合わせ先

土木建設課

〒929-1692
石川県鹿島郡中能登町能登部下91部23番地
(行政サービス庁舎2階 住環境整備フロア)
電話:0767-72-3920 ファックス:0767-72-3929

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