財務書類の公表

財務書類とは、地方公共団体の決算や財務状況について、資産・負債のストック情報やコスト情報などを詳細に把握するために作成するもので、従来の決算書や決算統計だけでは把握できない情報を補完する役割があります。

平成28年度決算からは、総務省の提示する統一的な基準に沿って財務書類を作成しています。

中能登町では、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書の4つの財務書類を作成しています。

貸借対照表は、基準日時点での資産・負債・純資産の残高及び内訳を示したものです。

行政コスト計算書は、行政活動による発生コストと受益者負担等の関係を示したものです。

純資産変動計算書は、貸借対照表における純資産がどのように変動したかを示したものです。

資金収支計算書は、現金収支の状況がどのようなものかを示したものです。

また、これらの財務書類は、対象とする会計等の区分により、一般会計等財務書類、全体財務書類、連結財務書類の3種類を作成しています。

一般会計等財務書類は、一般会計に地方公営企業会計（水道事業会計、下水道事業会計、分譲宅地造成事業特別会計）以外の特別会計を合わせて作成します。

全体財務書類は、一般会計等財務書類に地方公営企業会計を合わせて作成します。

連結財務書類は、全体財務書類に中能登町の関連団体（一部事務組合、第三セクター等）の財務状況を合わせて作成します。

統一的な基準導入初年度（平成28年度）の期首における貸借対照表上の資産、負債及び純資産残高を表示します。