第4次中能登町行政改革大綱および実施計画について

中能登町においては、これまで3次にわたり行政改革大綱を策定し、少子高齢化や人口減少、公共施設の老朽化や多様化する住民のニーズに的確に対応しながら、効率的・効果的な行政運営に努めてまいりました。

しかしながら、財政面においては、「中能登中学校」や「鹿島小学校」、「道の駅 織姫の里なかのと」や「行政サービス庁舎」といった大型事業が完了する一方で、事業実施に要した町債の償還が始まり、令和4年度にはその償還のピークを迎えます。また、普通交付税は合併算定替措置が令和元年度で終了し、公共施設の統廃合や行政のデジタル化、新型コロナウイルス感染症対応など、新たな課題への対応と、ますます厳しい状況を迎えております。

こうした課題に対応するためには、行政運営の効率化や計画的な財政運営による財政健全化や時代の要請に応じた適正な組織編成と人員配置の見直し、公共施設の最適化など、引き続き行政改革に取り組んでいく
必要があると考えております。

当町では、先の大綱での簡素で効率的・効果的な体制整備の推進を継承しつつ、令和3年度から令和7年度までを計画期間とする第4次中能登町行政改革大綱を策定いたしました。

今後は、この新大綱に基づき、不断の課題等の点検を進めながら、質の高い町政の実現に取り組んでまいりたいと思います。

そして、多くの町民に愛され続ける町づくりを目指し邁進してまいりますので、関係各位のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。